Black Dog Logic ブログ

石を集めたからこそ分かることがある。

ひとつだけ確かなことは 石はアイデアと同じで、あるべき時に組み合わされるものだということです。それ以前でも、それ以後でもない。

私はそれを知っている。トラックで何台分もの石や小さな岩を集め、壁となる溝の前にきちんと積み上げたことを思い出します。

そこから一つずつ、小さな、大きな、割れた、ねじれた、平らな、丸い、球根状の、角ばった、変成岩、花崗岩、白、赤、緑、黒の岩が、最終的に、とてもランダムに対称的な、明確で目的を持った、永遠に続くものに成長したのである。

岩を配置するたびに、それぞれの岩の価値とスペースへの貢献度が評価されました。そしてしばしば（常に？）、私が集めた岩の山全体の中で、求めている解決策を実現できるのはたった一つであることがほとんどでした。そしてまた、そうでない場合もあり、その場合はまた小さな赤い日産自動車に乗らなければならない。

しかし、それぞれの壁が完成し、石の山がなくなって小石になると、その一つ一つが、そして最後に小石も、その場所と目的にぴったりと合って、それだけが果たすべき役割を果たしたのである。

アイデアのように。計画のように 目標や達成のように 目的や意味や価値のないものはないのです。居場所のないものはないのです。重要なのは単純で、一見バラバラに見えるものが、より大きく成功した全体の一部として、それぞれに固有の統一性を見出すために費やされる時間と努力によって、意味と目的が生み出されるのです。

そして、チョコちゃんだと思います! というわけで、ご紹介します。

チョコはゴールデンレトリバーとワイマラナーの交配種で、遊び半分か正式か、あるいはその両方か、ゴールドマラナーとして知られていました。彼は、私の人生で幸運にも巡り会えた最高の友人の一人として、永遠に残ることでしょう。彼が人生のほとんどすべての瞬間に示した無条件の愛と献身を、私が受けるに値するかどうかはわかりません。しかし、私はそれにもかかわらず、それを受け取りました。そして、そのエネルギーは永遠に私を奮い立たせてくれるでしょう。だから、チョコは私のミューズなのです。

2007年11月30日に生まれ、2022年9月21日に自然死でこの世を去りました。

どんな人だったんですか？まあ、笑顔がすべてを物語っているのでしょう。

自分の主張をはっきりさせ、必要以上のことはしない。複雑なことは誰でもできる-ただ、鍋にもっとガラクタを入れればいい。”真の芸術とは、複雑なものを単純にすることである”

-アンガス・ヤング（AC/DC)

創造とは、それまで存在しなかったものを作ることです。また、常に存在していたものを明らかにすることも意味します。私たちの理想は、私たち全員が要素となっているものの中に存在し、私たち全員の努力、資源、技能、理解、性格、見解の中に潜在しているものを、共に削り取り、明らかにし続けることを前提としているので、私たちが共に歩む旅を見るには、この方がずっと良い方法だと私は思います。

教育とは、その本質において、世界の仕組みについて学ぶ冒険である。そうであるならば、それは現実の世界に基づき、あらゆる瞬間に経験、機会、試行錯誤を織り交ぜたものであるべきだ。 レイ・ダリオの視点は、これに関連している。人生で成功するための視点を非常によく表している。

人間社会のデジタル化がもたらす影響は、教育界に不穏な動きをもたらしていると私は考えています。パブロフの子犬に唾液を分泌させるベルのように、デジタル化は私たちに即時性と満足を求め、期待し、想定し、要求するように仕向けています。私たちはその中毒になり、教え方、学び方に影響を及ぼしているのです。

私は、かつてないほど、現在の教育の傾向は、まだ不完全な学習と発達のスナップショットやフリーズフレームに反射的であると信じています。その時々に欠けているもの、欠けているもの、不完全なもの、あるいはまだ欠けていると認識されているものに焦点が当てられています。そうでなければ得られたものは無視される。解決策は、知覚に迎合する。達成と理解における即時性が可能であると信じれば信じるほど、学習における時間、露出、参加の避けられない役割に目をつぶってしまうのです。

今、教育現場では、生徒の能力の誤りや弱点が一瞬でも発見されると、それ以外のことはすべて脇に追いやられてしまうことがあまりに多い。学習と発達の全体的な性質や、時間、接触、参加の絶対的な必要性を認識することなく、認識された必要性のレンズと焦点が何度も何度も変わり、膝詰め状態になっています。極端な話、最近の記事には、子供たちの幸福度が低下していることが書かれていました。そこで提示された解決策は、失われたと思われている幸福感を復活させるために、幸福の科学の授業を展開することでした。ふむ。

私たちは今、秒単位で迎合される時代にいるのです。かつて、教育が重要な役割を果たしたソーシャルネットという博愛主義の概念は、貧困に対する社会の重要な後ろ盾として、また社会構造の非常に現実的な亀裂から転落しそうな人々を支援するための正当なものでありました。それが、あらゆる不快感や困難から救われるべきものであり、必要とみなされる便宜がすべての人に適用されるというニーズと認識へと発展してしまった。皮肉なことに、究極の帰結はまさにその逆です。人々は自立的に成長する能力を奪われ、自分自身の存在を決定する存在となるのです。幸せが失われつつあるとすれば、おそらくそれが理由でしょう。